マインドフルネス”怒り”
怒りに効くマインドフルネス
マインドフルネスは、怒りを解消することもできます。人間の最も強い感情のひとつである怒りは、客観的に見て鎮めることが難しいものですが、マインドフルネスは、怒りの経験に対処するのに役立ちます。
1.楽な姿勢で目を閉じて座り、体が床やクッション、椅子などに触れている場所に気づきます。
2.数回深呼吸をします。
3.最近、怒りを経験した時のことを思い出します。できれば、軽い怒りやすぐに収まったエピソードにしてください。その時に感じた怒りを自分自身で体験します。
4.罪悪感や悲しみなど、その記憶に関連して出てきた他の感情は無視します。
5.自分の体が、怒りをどのように経験しているかに注意を向けてください。体のどこかが怒りを温かさや冷たさなどの感覚で表していないか、これらの反応の強さはどうか、観察したり体を動かしたりしているうちに変化していないかなどに注意してください。
6.怒りに思いやりを持ってください。これは難しいですが、怒りは人間の自然な感情であり、誰もが経験するものだと自分に言い聞かせてください。愛と理解をもって怒りを抱きしめてください。
7.怒りに別れを告げます。徐々に呼吸に意識を戻し、感情が落ち着くまでしばらくここで休みます。
8.体験を振り返ります。
・あなたの体にもたらした感覚に気づきましょう。
・変化があったかどうかを確認してください。
・怒りに対して思いやりを持ったかどうか
・持ったとしたらどのようにしたかを記録してください。
・思いやりを示したときに、怒りに何が起こったかを考えてみましょう。
この練習は、必要に応じて何度でも繰り返すことができます。
この瞑想をすることで、慢性的な怒りを和らげることができます。怒りを受け入れ、心をこめて感じることで、その経験をコントロールし、思いやりをもって対処することができるのです。
代々木上原パーソナルジム”DAYS”