ヨガの歴史

ヨガの歴史
アーユルヴェーダとヨガのセラピストであり、Yoga: Ancient Heritage, Tomorrow’s Visionの著者であるインデュ・アロラは、「ヨガ」はとても古い言葉です。「その古いルーツは、インドで生まれた約3,000〜5,000年前のヴェーダと呼ばれる本にあります」。また、「バガヴァッド・ギーター」などのインドの書物にも「ヨガ」という言葉が登場します。
では、「ヨガ」とは何でしょうか?アローラは、「ヨガ」とは「相性」だと言います。「2つのものがお互いに相性がよく、調和していれば、それらを一緒にするのは素晴らしいこと。それがヨガです」。
ヨガといっても、その種類はさまざまです。また、とある哲学書では、ヨガは身体的な姿勢や動きとは関係のない心の状態であるとされています。
パタンジャリという古代の賢者がまとめた『パタンジャリのヨガスートラ』には、さまざまなヨガの考え方が一つにまとめられています。ヨガ的な心の状態を達成するための体系的な指導が書かれています。パタンジャリが説明するように、ヨガには8つのステップがあり、それは本質的に、有意義で目的のある人生を送るための指針となります。これらの8つのステップは、道徳的、倫理的な行動と自己管理のための方法論であり、健康に注意を払い、人間の本質の精神的な側面を認識するためのものとされています。

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