■食のイノベーション■
ファンクショナルフード・機能性食品

実は、機能性食品の概念は日本で生まれました。1980年代、日本の保健当局は、医療費を抑制するためには、増加する高齢者の平均寿命に合わせて生活の質を向上させる必要があるとして、健康増進や疾病リスクの低減を目的に開発された食品という概念です。機能性食品は、欧州ではまだ法律で定義されていません。一般的には、通常の食生活の一部として消費されるとされており、健康増進や疾病リスクの低減の可能性を持つ活性成分を含む食品です。機能性食品の例としては、特定のミネラル、ビタミン、脂肪酸、食物繊維を含む食品、植物化学物質やその他の抗酸化物質などの生物学的活性物質を添加した食品、生きた有益な培養物を持つプロバイオティクスなどが挙げられます。

機能性食品は必要なのか
食生活と健康の関係に対する関心が高まっています。今日では、食生活を含めた健康的なライフスタイルによって、自分自身や家族の病気のリスクを軽減し、健康状態を維持することができるという認識が高まっています。果物や野菜、全粒穀物などの食品が病気の予防に重要な役割を果たしていることが継続的にいわれています。また、人口動態や平均寿命の延びによる高齢者の増加、生活の質の向上への要望、医療費の増加などにより、政府、研究者、医療専門家、食品業界は、これら機能性食品をより効果的に提供できる方法を模索しています。現代の人はすでにあらゆる食品を手にしていますが、現在は、健康と福祉を向上させ、心血管疾患、がん、骨粗しょう症などの主要な病気のリスクを減らしたり、発症を遅らせたりする可能性のある機能性食品を特定することが求められています。

「健康的な運動」と食事とライフスタイルと組み合わせることで、健康に貢献することができます。

日本はこの分野で世界をリードしてきました。1991年、特定保健用食品という概念が制定されました。特保に指定された食品は、通常の食生活の中で消費される場合に、科学的根拠に基づく包括的な根拠を提出した上で、厚生大臣の承認を受ける必要があります。

1、姿勢が良くなり、腰痛、肩こり、巻き肩改善へ

2、太りにくいメリハリのある身体に変わる

3、身体のフィジカルが向上しケガをしにくくなる

4、若い人からお年寄りまで、男女問わず心身の向上

5、自律神経も整い精神面が安定する

 

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