Fitness MUSEUM : Lautrec4 “Mademoiselle Eglantine’s Troupe”
Fitness for the mind
MUSEUM
Artist : Henri de Toulouse–Lautrec. 4
Mademoiselle Eglantine’s Troupe
ca.1896
Original from Minneapolis Institute of Art
Henri de Toulouse-Lautrec
1864-1901
ロートレックは、1890年代のパリでカラフルな大判ポスターを発表し、今もなお人気を博しているベルエポックの象徴的存在です。貴族出身の彼は、体の不自由さからくる絶望感から逃れるために、モンマルトルの人気カフェやコンサートホール。キャバレーなどに出入りしていました。ロートレックがリトグラフを始めたのは、カラー印刷の技術が進歩し、大判化が可能になったことで、ポスターやブルジョワの新しいコレクター向けの版画が盛んになった時期です。ロートレックは、短い人生の中で、350点以上の版画とポスターを制作したほか、書籍、楽譜の表紙にもリトグラフを施し、前衛的な視覚を広く世間に知らしめました。日本の木版画にヒントを得たロートレックは、斜めの視点、突然の切り取り、鮮やかなフラットカラーのパターン、しなやかなラインなどを取り入れ、当時のポスターデザイナーたちが持っていたイラストレーションの魅力をはるかに超えた表現をし、現代でも通用するモダンさも持っています。
代々木上原パーソナルジム”DAYS”